2023年6月のPendemyイベントは、AI時代に大切な考え方である アート思考 を小学生にも体験してもらおう!ということで、
絵をじっくりと観て、感じたことに向き合い、傘に表現してもらう、という内容でした!
同じ絵をみても、それぞれの個性あふれる傘ができ、子どもの想像力に驚かされるイベントとなりました🌟
本記事では、開催したイベントの内容について報告します🐧
開催内容
本イベントは、次のような流れで開催しました!
- 「アート思考」を知ろう!
- ゲームでアートをやってみよう
- カサに表現しよう
アート思考ってなんだろう?
「みんなが考える、すばらしい絵ってどんな絵かな?」、こんな問いかけから始めました。
子どもたちは、「私の好きな緑が使われた絵!」「僕の好きな電車の絵!」と、
それぞれの感性がどんなものをすばらしいと思うのかを答えてくれました!
実はこの質問、大人からは「実物そっくりなもの」という答えがよく返ってくるのですが、
知らず知らずのうちに、本物そっくりに描かなければだめだと思い込んでしまう人はたくさんいるのではないでしょうか。
一方で、高性能なカメラがある現在において、絵にしかできないことは、、
実物とは違う色や、リアルにはない形を描ける絵だからこそ、感じたことを自由に伝えること(アート思考)ができるのです。
AIが本格的に登場している今、必要なのは、人間独自の感性や想像力で、アート思考の重要性が高まっています。
自分なりの「すばらしさ」があるように、子どもの時には持っている自由な発想力をこれからも持ち続けることが大事なのです。
ゲームでアートをやってみよう
続いては、カードを使って「自分の感じたこと」に向き合い、対話を通じて発想を広げるワークをしました。
「感じたこと」は文章にしにくいですが、どんな色で表現できる?どんなオノマトペや単語を当てられる?というふうに、文章ではないものを使って「感じたこと」を探っていきます。
人によって感じ方が違い、子どもたちも大はしゃぎでした!
ゲームの最後は、アート作品をじっくり見て、そこから感じた「言葉」を選んでいきました。
アート作品全体をみて言葉を選ぶ子や、作品の一部から言葉を選ぶなど、絵の見方もバラバラ!
みんな、作品を自分なりにみて、感じることができていました✨
カサに表現しよう!
最後は、絵をみて感じたことを、カラーテープやカラーペンを用いてカサに表現しました。
一つ前のパートで選んだ言葉をベースに、宇宙空間を表現したり、果物を表現したり、個性豊かな作品が出来上がりました!
まとめ
AIが台頭している今、人間独自の感性や想像力がますます重要になっています。
今回のイベントは、そんなアート思考を体験するために、カードゲームを用いて楽しくアートに向き合い、対話を通して感じたことを表現してもらました!
梅雨の時期だったので、カサに表現してもらいましたが、オリジナルのカサを持ち帰る様子がとても満足そうでよかったです!
親御様からも「これ、大人もやらなきゃまずいよね〜」「新しい世界が広がって良かった!」
といった言葉もいただき、改めてアートに興味を持つきっかけになったかなと思います🍀
これからもアート思考イベントを広げていきたいと思います!
コメント