テキサス・インスツルメンツ×東京都立産業技術高等専門学校『レゴで実現!サステナブルな品川の都市計画にチャレンジ!』

こんにちは!NPO法人Pendemyデジタル教育ラボです🐧

2025年11月19日(水)、テキサス・インスツルメンツ(TI)と東京都立産業技術高等専門学校の2年生が協力し、

「未来の品川の都市計画」をレゴでつくる特別ワークショップを開催しました!

テーマは20年後、自分たちがつくりたいサステナブルな品川

TIのボランティア社員と高専生が同じチームになり、

1チーム12名ほど(高専生10名+TI社員2〜3名)で未来の品川をデザイン💡

教室のあちこちで、真剣な議論と笑顔が飛び交う、活気ある時間となりました!

本記事では、当日の様子をレポートします📝

目次

開催内容|レゴ×サステナブル都市計画!未来のまちづくりワークショップ

本イベントは、次のような流れで開催しました!

STEP
未来の品川について考える

まずは、Pendemyのオリジナルアイデア発想カード『サステナ』を使って、未来の品川に作る”施設・設備”を考えました!

テキサス・インスツルメンツ社員と高専生が都市計画ワークショップでサステナカードを使い未来の品川の施設を考える様子。Pendemyが学びをサポート。
STEP
レゴでみんなのアイデアを形に

STEP1で生まれた“未来の施設・設備”を、レゴを使って一つずつ形に!

高専生がレゴでサステナブルな未来施設を制作する様子。テキサス・インスツルメンツ社員が参加する都市計画ワークショップでのレゴ制作シーン。
STEP
作った作品について発表

完成した作品に込めたアイデアや工夫を、自分の言葉でみんなに届けました!

高専生が未来の品川をテーマにレゴ作品を発表する様子。TI社員や学生が見守るサステナブル都市計画ワークショップのプレゼンシーン。

イベントの詳細|高専生とTI社員が協働するサステナブル学習プロジェクト

未来の品川について考える 🌏

アイスブレイク|地球のための「小さな一歩」は?

最初は少し緊張ぎみだった学生たち。でも、TI社員のみなさんと一緒に

最近やった“地球のためになること” をシェアするアイスブレイクから一気に距離が縮まりました!

「節電を続けてます!」

「リサイクルを意識しています!」

こんな小さなアクションも、未来の街を考える大事な入口💡

場があたたかくなったところで、いよいよミッションスタートです!

TI社員と高専生がサステナブル都市計画ワークショップのアイスブレイクで自己紹介と地球のための行動を共有する様子。

ミッション0|20年後の品川の“理想の姿”をチームで決めよう

まずは“20年後の品川をどんな街にしたいか”をチームで話し合いを行いました!

  • 若者が活躍する街
  • 芸術を楽しめる街
  • 子育てしやすい街
  • 異文化が交わる街…

などのキーワードカードを参考にしながら、“この街に住みたい!”と思える未来像を描きました。

ミッション0のスライド『20年後の品川をどんな街にしたいかをチームで決めて白地図に書く』の指示と、若者が活躍する街・芸術を楽しめる街など未来の品川のテーマ案が並ぶ資料。
高専生が白地図に未来の品川のテーマを書き込み、都市計画のアイデアを共有する様子。サステナブルな街づくりワークショップのミッション0の風景。

ミッション1|施設・設備カードを確認して、未来の都市に必要な要素を考える

次に取り組むのは、国土交通省(という設定)からのミッション💥

「品川の発展のために、手持ちの施設・設備の開発を進めよ!」

事前に一人ひとり配布された”モノレール”、”橋”、”公園”、”飛行機”…などの施設・設備カードを確認し、この施設・設備を通して品川をどんな街にしていきたいのか想像を膨らませます!

ミッション2|解決したい環境問題を選び、解決につながる“サステナブルアイテム”を見つける

次は環境省(という設定)からの大事なミッション💥

「都市の発展も大事ですが、環境問題にも取り組んでください!」

カードの中から、自分が“特に気になる環境問題”を一つ選びます。

  • 地球温暖化
  • ゴミ問題
  • 森林破壊
  • 水不足
  • 排気ガス問題
  • エネルギー問題

カードの裏側には「このままにしておくと何が起きる?」「原因は何?」が書かれており、学生たちはじっと読み込みながら取り組む環境問題を選んでいました💡

高専生とTI社員が施設・設備カードを確認しながら未来の品川の都市計画を考えるミッション1のワークショップ風景。白地図を囲んで議論する様子。

その後、その問題を解決するためのサステナブルアイテムを3つ選ぶワークへ。

  • 太陽
  • 植物
  • 地熱

など、“自然をどんなふうに活かせるか”を考える時間は、まさに探究そのもの💡

高専生がサステナブルアイテムカード(雨・植物・海など)を選び、未来の品川の環境問題解決アイデアを考えるワークショップのミッション2の様子。

ミッション3|施設・設備 × サステナブルアイテムで「未来の施設」を開発!

ミッション1で配られた施設カードと、ミッション2で自分が考えたサステナブルアイテム3つを重ねて、「環境問題を解決する未来の施設」 にアップデート↗️

(例)

  • 橋に避雷針と雷の電圧にも耐えられるコンデンサバッテリーをつけて、街を雷から守りながら発電する!
  • 車両に風力発電をつけて、走りながら受ける風で発電し、その電気で走る電車!

学生たちは、

風はこんなところにも使えるかも!

この施設を進化させたら街がもっと便利になる!

と、カードを見つめながらどんどん発想を広げていました。

高専生が未来の品川のサステナブル施設をイメージし、ワークシートに車のアイデアスケッチを描く様子。ミッション3の未来施設のデザイン工程。

レゴでみんなのアイデアを形に 🎨

ミッションでつくった未来の施設アイデアを、いよいよレゴで形にします。

まずは個人で考えた”施設・設備”を形にしていくところから!

手を動かし始めると教室が静かになるほど一気に集中力が高まりました。

レゴを組む指先から、未来の施設が少しずつ立ち上がっていく感覚は、まさに“創造の楽しさ”そのものです。

高専生がレゴブロックを使って未来の品川のサステナブル施設を制作する様子。TI社員が見守る中、アイデアを形にするワークショップの制作シーン。

その後、できあがった施設・設備をチームで持ち寄り、白地図の街に配置していくと、

「ここにした方が動線が良さそう!」

「この緑地にはシニア世代に住んでもらおう!」

と、あちこちでまるで都市会議のような会話が生まれていました🌳

TI社員からも

「すごい発想力だね」

「このデザイン素敵!」

と前向きな声が飛び交い、街がどんどん“未来感あふれる姿”に成長していきました!

高専生がレゴで制作した未来の品川の施設を白地図上に配置し、サステナブルな都市計画を議論しながら街のレイアウトを描き込むワークショップのシーン。」

完成した未来の品川について発表 🎤

最後は、完成した街の発表会。

  • 街の名前
  • 街のテーマ
  • 工夫した施設や設計

をそれぞれのチームが発表しました。

どの街も個性的で、未来の都市としてのストーリーがしっかり感じられる素敵な発表!

学生たちが堂々と自分の言葉で説明する姿に、会場からは思わず拍手が起きる場面もありました。

高専生が未来の品川をテーマにレゴ作品を発表する様子。TI社員や学生が見守るサステナブル都市計画ワークショップのプレゼンシーン。

まとめ|企業×高専生で取り組むサステナブルな都市デザイン学習

今回のワークショップでは、

  • 社会人の実務視点
  • 高専生の柔軟な創造力
  • レゴの表現力
  • ミッション形式の学びやすさ

が見事に融合し、

「自分ごととして未来を考える学び」が生まれました💡

サステナブルを“知識”として学ぶだけでなく、自分の手で、未来の街をデザインしてみるという体験は、学生にとって大きな成長につながったはずです。

テキサス・インスツルメンツの皆さま、東京都立産業技術高等専門学校の皆さま、そして参加してくれた学生のみなさん、本当にありがとうございました!

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