こんにちは!NPO法人Pendemyデジタル教育ラボです🐧
2025年8月1日(金)、2日(土)の2日間、西日本工業大学(福岡県)で開催されたオープンキャンパスにて、デザイン分野の有志団体として私たちPendemyがワークショップを出展しました!
今回のテーマは、
『3Dモデルで作る!サステナブルな北九州の都市計画をしよう!』
未来のまちを「自分ごと」として考えることで、アイデアを発想する楽しさや難しさ、そして3Dモデリングの可能性を体感してもらうことを目的に、高校生向けの体験プログラムを実施しました。
北九州の“まちづくりリーダー”になろう!

参加者は、「北九州のまちづくりリーダー」になりきって、理想の未来都市をつくるためのアイデアを出し合いました。
「もっと若者が生き生きできる街って?」「海ごみを減らすには?」「交通の仕組みはどうする?」など、実際のまちにある課題に向き合いながら、自分の思い描く“こんな街だったらいいな”をかたちにしていきます。
カードゲーム「サステナ!」で、サステナブルな発想のタネを育てよう
都市計画のアイデア出しには、Pendemyが開発したアイデア発想ボードゲーム『サステナ!』を活用しました。
「サステナ!」は、未来のまちに必要な“サステナブルなネタ”=“サスネタ”を生み出すゲームです。
次の実施ステップで、参加者たちの創造力を引き出していきました💡

実施ステップ
1.「こんなまちにしたい!」を出発点に、必要な施設・設備を考える
まずはリーダーとして、どんな北九州を目指したいかを自由に描きます。
その理想を実現するために、新しく建てたい施設や設備、そしてその理由をじっくり考えます。
2.まちを良くするために、どんな環境問題に取り組みたい?
ごみ、エネルギー、自然破壊、交通など、自分が解決したいと思う環境課題に目を向けます。
3.「これがあれば解決できるかも!」サステナブルなアイテムを選ぶ
アイテムカードの中から、課題解決につながりそうなサステナブルな技術や仕組みを発見!
4.選んだアイテムをヒントに、施設や設備をもっとよくする工夫を考える
最初に選んだ施設を、アイテムの力でさらにアップデート!
「もっと地球にやさしく」「もっと使いやすく」するためのひと工夫をみんなでひねり出しました。

カードをきっかけにアイデアがふくらみ、「あ、それならこんな工夫もできそう!」という声が自然と飛び交う空間に💡
高校生たちは、自分たちが未来のまちを担う存在であることを実感しながら、思考を深めていきました。
3Dモデリングで“カタチ”にして、ARで未来のまちを現実に浮かび上がらせる!
発想したアイデアは、「Delightex」を使って、デジタル上で具体的に形にしていきました。
そして、完成したモデルをAR(拡張現実)で表示する体験にも挑戦!
iPad越しに自分の設計した施設や都市が現実空間に浮かび上がると、参加者からは「うわ、これすごい!」「本当に自分のまちがそこにあるみたい」と感動の声があがっていました。
デジタルツールによってアイデアが現実味を帯びていく体験は、まさに未来のデザイン学習の姿そのもの✨


おわりに
今回の出展では、高校生たちが自ら考え、試行錯誤しながら“自分たちだけの未来の北九州”をデザインすることに挑戦してくれました。
さらに、アナログとデジタルを組み合わせた探究的な学びの体験が、将来の進路選択やデザインへの興味を深めるきっかけになったことを私たちも実感しています。
私たちPendemyは、今後も“探究・対話・創造”が自然につながるSTEAM教育の場を全国で広げていきます。
西日本工業大学の皆さま、そしてご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!