『虫のヒミツを解明せよ!虫よけジェル研究所🔍』(2025年7月イベント)

こんにちは!NPO法人Pendemyデジタル教育ラボです🐧

2025年7月13日(日)、府中市にて【小学生向け体験型ワークショップ】虫のヒミツを解明せよ!虫よけジェル研究所🔍を開催しました!

当日は、午前・午後合わせて20名の小学生が参加🌟

今回は、「虫はなぜ寄ってくるの?」「どうしたら寄せつけない?」という素朴な問いをきっかけに、においの役割やアリの行動から科学的にアプローチ!

観察・対話・実験を通して、子どもたち自身が「虫が嫌がるにおい」を発見し、世界にひとつだけのオリジナル虫よけジェルをつくりました。

本記事では、当日の様子をレポートします!

小学生が作った虫よけジェルを手に笑顔で集合写真|夏の科学ワークショップの様子
目次

開催内容:虫のことを学んで魔法の虫よけジェルをつくろう!当日のながれ

小学生向けワークショップ「虫よけジェル研究所」告知チラシ|においと虫の関係を科学するSTEAMイベント
イベントチラシ

本イベントは、次のような流れで開催しました!

📌 イベントの流れ
1. 虫のしくみを学ぼう!
2. アリを使ったにおい実験にチャレンジ!
3. 実験結果をもとに、虫よけジェルをつくろう!

イベントの詳細:アリの実験とジェルづくりで虫のヒミツを大解明!

1️⃣ 虫のしくみを学ぼう!

イベントは、「虫は体のどこでにおいに気づく?」という問いかけからスタート。

「鼻じゃないの?」

「僕知ってるよ!触覚!」

「足でにおいを感知する虫もいるって聞いたことある!」

と子どもたちからいろんな声があがります。

虫はにおいをどう感じる?触覚や足のしくみを学ぶ小学生向け科学ワークショップの講義風景

実は、蚊やアリたちは、“触角”や“足”でにおいを感じているんです!

そんな話を聞いて「えっ!足でにおいがわかるの?すごい!」と驚く子も。

体のしくみを知るだけでも、たくさんの発見がありますね💡

実験スタートの前に、アリたちの“においセンサー”に注目して、どんな香りに反応するのか、予想タイム!

「好きなにおいが近くにある時と、嫌いなにおいが近くである時、アリはどんな動きをするかな?」

「はちみつは好きかな?」「ハッカはにがて?」

においの“すき・きらい”を見ぬくミッションに、子どもたちの目がキラキラしていました✨

2️⃣ アリを使ったにおい実験にチャレンジ!

実験①|アリの動きで探る!虫の好きなにおい・嫌いなにおい

アリの前に用意されたのは、

①はちみつ ②汗のにおいのもと(乳酸) ③ハッカ油 の3つ。

子どもたちは2つの部屋に分かれた観察ケースの中で、アリがどちらに近づくかをじっくり観察していきます。

アリははちみつが好き?行動で確かめるにおい実験イラスト|小学生向け科学ワークショップ教材

「はちみつ食べてるアリさんがいる〜!」

「ハッカの部屋には、全然入ってこないね!みんな逃げてる!」

「汗の方もけっこう好きそう!」

アリの行動はとても正直で、思わず見入ってしまう子も続出!

実験シートに結果を書き込みながら、「どのにおいを使ったら虫よけになるかな?」と考えていきます。

虫のにおい実験ワークシートを見ながら話し合う小学生たち|観察を通して考える科学体験の様子

実験②|どれがいちばん虫に効く?アロマ実験でベストを決定!

観察のあとには、さらに本格的な実験にチャレンジ!

子どもたちはアリの反応をもとに、5種類のアロマオイルの中から「どれが一番においを嫌がるか?」を調べます。

使ったアロマは、

  • ティートゥリー
  • ローズマリー
  • レモングラス
  • メリッサ(レモンバーム)
  • ハッカ油

観察ケースの中ににおいを加えて、アリがどんなふうに離れていくのかをチェック👀

「レモングラスはあまり反応ないね、いい匂いだからかな?」

「ティートゥリーはすぐにみんな逃げた気がする!」

「ハッカ油が最強かも!?」

子どもたちの感覚や観察力が光る、リアルな“科学の探究”となりました。

最後は、それぞれが「虫よけにぴったりだと思うにおい」を選び、ジェルづくりへとつなげていきました。

3️⃣ 実験結果をもとに、虫よけジェルをつくろう!

いよいよ、ジェルづくりタイム!

ジェルのベースは、“吸水ポリマー”が含まれている保冷剤の中身。

まずは色をつけたり、ラメを加えたりして、自分だけのオリジナルカラーを作っていきます。

「このピンク、キラキラしてかわいい〜!」

「青にしたらスライムみたいになった!かっこいいでしょ?」

そこに、実験の結果を踏まえて、虫がきらっていたにおいのオイルを垂らします!

ハッカやティートゥリー、レモングラスなど、香りの説明も見ながら、真剣な表情でアロマを選びます。

「ぼくはハッカ油にした!1番アリが逃げてたもんね!」

「ティートゥリーの香り、スッとするにおいで私は好きだけど、虫は逃げてたからこれにする!」

自分で観察して、考えて、決めて、作る。

そんな体験が、子どもたちの自信にもつながっていました🌱

小学生が紫色の保冷剤の中身吸水ポリマーを使って虫よけジェルを制作中|科学とクラフトが融合したワークショップ

まとめ:“やってみる”から広がる子どもたちの学び

「虫ってにおいに反応してるんだ!」

「観察したら、ちゃんと理由がわかった!」

イベントの最後には、そんな声がたくさん聞こえてきました。

虫が苦手な子も、実験が初めての子も、自分で考えて、観察して、つくってみる。

そんな時間の中で、一人ひとりの「わかった!」が生まれていたのが印象的でした💡

次回イベントもぜひお楽しみに!

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